村上龍著、愛と幻想のファシズム(上・下)、読了
社長が好きだそうで、薦められて読んでみた。
- 作者: 村上龍
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正直いって、読むのに疲れました。
おもしろかったけれど、トントン拍子に行くんだけれども、それに飽きてくる。
そりゃシナリオがありますからトントン拍子なのはわかるけれど。
きっと僕はハードボイルドじゃないんだ。
「弱者は死ねばいい」
ということを全編通して言ってるんだけれども、僕はやっぱりヒューマニズムの中で生きていきたいと思う。
確かに、死ぬのが当たり前の人たちが、医療や社会保障によって生きながらえているのを問題にするのはいいと思うし、最近電車に乗っていて、頭の弱いというか何も考えていないというか、何も考えていないなら人に迷惑をかけないようにひっそり生きてほしいと思ったりもするけれど。
うーん、まぁ、苦手。
15・16冊目。