いつだったか、中島らもの訃報に接したとき、近くの誰かが嘆いていたような気がして、それ以来気になっていたが、初めて手に取った。
- 作者: 中島らも
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1994/03/04
- メディア: 文庫
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アル中の主人公の話。
僕はアル中ではないし、アルコールは好きだけれど、薬として使ったことがない。
つまり、寝るためとか、忘れるため、とか。
だからきっと、アル中にはなれない。
アル中のシリアスな話なのに、主人公も主治医も、なんだか登場人物がどこかコミカルで、楽しく読めてしまった。
14冊目。