Paradigm Shift Design

ISHITOYA Kentaro's blog.

餃子

注:これは餃子のレシピです.


最初に言っておく.餃子は作るものであって買って食べるものではない!
だいたい,冷凍食品なんぞたべるからいけないんだ.
冷凍食品を食べるなら,自分で作って冷凍しなさい.


殺虫剤だ,メタミドホスだ?
食料自給率が40%しかない日本が,60%を輸入に頼っている日本が,輸入している食糧の安全管理をしっかりと行っていないことが問題なのであって,中国の工場が悪いのでは絶対にない.
そもそも輸入している企業が中国まで出向いていって安全を管理するのが当然だ.発展途上国の中国にお手本となる安全管理をおこなうのが先進国たる日本の役割ではないか.


それをだ,発展途上国に責任を押し付けて,やれ中国の食品は食べるな,やれ中国は民度が低いだ.発展途上なんだよ!至らないところはあるだろ!子供に対して躾をするなら怒るな,叱れ!殴るな,褒めろ!
いつまでもそんなことしてるから,経済しかなかった日本が,経済三流を財務大臣が明言するほどに落ちぶれてしまったんだ.


だいたい,何も考えずに輸入食品を摂取している我々に責任があるんだよ.それぐらいのリスクは負おうぜ.騒ぐな.


まぁそんなことよりも,冷凍食品なんぞに頼らずに,母親・父親手ずからつくって,子供に食べさせる,それが重要なんだ.それが教育だ.
それをせずに冷凍食品に何ぞ頼るから,頭の悪いパッパラパーが多くなるんだ.喰って死んだら本望だくらい,食に気合を入れろ.



さて本題.今のところ究極の餃子のレシピ.
材料

  1. ニラ(水仙でないか確かめること!)
  2. 白菜(キャベツは駄目,好みだけど)
  3. 豚肉(合挽きでもいい.豚:牛,8:2ぐらいがいい)
  4. きのこ(エノキは欠かせない)
  5. にんにく(ひとかけ.擂ると甘くなるので細かいみじん切りに)
  6. ネギ
  7. ショウガ(特に冬は多めに入れると温まる.入れすぎにチュウイ)

を全てみじん切りに.特に白菜は細かくしないと後で泣きをみる.
調味料

  1. しょうゆ
  2. 胡椒
  3. お湯で溶いた鶏がらスープ
  4. 豆板醤(後でラー油とかつけるなら少なめに)
  5. オイスターソース(隠し味なので少なめに)
  6. 八丁味噌か腐乳(隠し味なので少なめに)
  7. ごま油(最後に全体になじむように)

を適量.
で,まず調味料を入れずに豚肉の脂が溶けて全体になじむまでよく練る.その際,塩を入れれば肉に粘り気がでるので先に入れるとよい.
練れたら,調味料を入れて全体によくなじむまで再度練る.
最後にごま油を回しかけてまた練る.


よく練ることが重要.
でないとtogetherしないので味が均質にならない.


あとは大判(小判は駄目!)の皮にたっぷりと包む.
少なめに包むのは気前がよくない!
あと,両端がきちんと閉じているか確認すること.これを怠るとおつゆが全て流れ出てしまう.
皿に片栗粉を敷いておくと,あとで羽根ができる.


で,暖めたホットプレートに並べる.
できれば角型のホットプレートがいい.このレシピはフライパンには向かない.
この作り方で作ると,餃子が膨らむので少し離して並べるとよい.3-4cmほど間隔を置いて並べる.
その際,底面をホットプレートに軽く押し付けること.焦げ目ができてぱりっとする.


並べ終わったら,最後に置いた餃子のお尻に焦げ目がつくまでじっと待つ.
焦げ目がついたら,熱湯をホットプレート全体に行渡るようにまわしかける.経験的には200ccほどがちょうどいい.
まわしかけたら蓋をして,水分が大体飛ぶまで,我慢する.


ある程度水が飛んだら,蓋を開けて水分を蒸発させる.
蒸発したら,軽くごま油をまわしかける.そうすると溶けた小麦粉が羽根になってくれる.
20秒ほどしたら,温度を下げる.


出来上がり!
よくみていただきたい.皮は透き通っているし,餃子の中でツユがぐるぐると湧いているはずだ.まずは目で見て楽しもう.20秒ほど見ると唾液が出てきて消化がよくなる.食べ過ぎても大丈夫だ!
食べるときは,餃子がホットプレートに張り付いているのでお箸を底面に滑り込ませるようにしてガッガッと,ホットプレートから引き離すといい.間違っても上側の皮を引っ張ってはいけない.そんなことをしたら僕に殴られる.


ただ,あせって口に運んではいけない.
恐らくそのまま口に運んで噛み切ると,絶対に上顎を火傷する.
慎重に食べて欲しい.
ただ,絶対に醤油の入った小皿の中で半分に切ってはいけない.
それは餃子に対する冒涜だ.


餃子に付与するアノテーション,もとい,調味料は,黒酢・醤油・豆板醤が旨い.ただ,味は餃子にしっかりと付いているので,そのままでもいけるはずだ.
口の中に広がる旨味たっぷりの餃子.ツユが流れ出て口の中が幸せ一杯!
餃子を一口食べたら,通はここでおもむろに生にんにくをちょっぴりかじってみよう.最高に旨いはずだ.


それから,忘れてはならないのは,そう酒だ.
餃子には白酒が一番合う.
餃子を放り込んで,すかさず40-50度ほどの高粱酒で喉を焼く.っかー最高だねチミ.
二番目はビールだ.
餃子を放り込んで,すかさずガブガブッと冷たいビールをのむ.うへぇ,もう死んでもいい.
間違っても,ワインとかで食べないように,肉だから赤だなとかいったら殴る.


研究より餃子に命を懸けている気がするkentでした.