LOVE&PEACE

昔の日記．2001年8月24日

今回のテーマはLOVE&PEACEです。
どこぞの狂った漫画家のエグイ漫画の話ではありません。

日本人が海外に行くと必ず聞かれる質問。
｢あなたはあなたの民族がわれわれの民族に対して行った行為をどのように考えるか｣

たいがいの日本人は、答えられないはずです。
よほど勉強していない限りね。
俺も答えられません。
シンガポール、インドネシア、ネパール、ベトナム、中国、台湾、韓国。
などなどの国々に対して昔の日本人は虐殺、強制労働、言論の統制、日本語教育。
皇民化運動の名を借りた植民地支配を行った日本人は、数々の愚行をアジア各国にしていました。
それぞれの国々に対して行った行為がどのようなものかはわからないが、われわれ日本人はあの時代何をしていたのかを知る必要があると思う。

決して、どこぞの下品な漫画家の言うような、
｢植民地解放運動｣
では無かったと。
大東亜共栄圏という言葉は、日本人が日本人による世界侵略戦争を日本人の為に正当化する言葉です。

南京大虐殺が、無かったなどという馬鹿な議論はしないでいただきたいと思う。
あった無かった、そういうレベルではない。
あの時南京にいた人たちを全員殺して占領したのは日本軍だ。
殺した人数の問題じゃない。

日本人は、日本人以外の人間が鬼畜であるという教育を受けていた。
畜生なら殺しても問題ない。
日本人は、天皇に命を捧げて、聖なる戦争に参加するんだという教育を受けていた。
命を捧げていたから、死ぬことに恐怖を覚えていなかった。
戦争で死んだら神になれると思っていた。

だから？だから、人が人を殺したということが正当化されるのか？
正当化して良いのか？

非戦闘員を虐殺し、陵辱しても良いのか？

アメリカ人はベトナムでそんなことはしなかったのか？
イギリス人は？ロシア人は？韓国人は？中国人は？

だから俺は
｢あなたはあなたの民族がわれわれの民族に対して行った行為をどのように考えるか｣
ときかれたとき、こういうでしょう。

私はあなた方に対してどのような行為をしたのか具体的には知らない。だから教えて欲しい。
ただ、私は教えてもらわなくとも、その行為に対する謝罪をしたい。
私は、日本人だ。100年経とうとも、私の国がしたことは、私たち日本人のしたこととして、われわれ若い世代がきちんと責任をとるべきだ。
ただ、しかし、その事実によってあなたが日本を憎むことはして欲しくない。
恥じるべきことだが、あのときのその行為をした日本人は日本人にだまされていた。狂っていた。そして多分、その行為をされたあなた方も狂っていたはずだ。
狂った時代を振り返り、それを記憶に残し、われわれ若い世代が、絶対にそれを風化させず、また同じ事が起こりうる状況になったときに、勇気を出して叫ぶことが大切であると。

おぉ，21才の誕生日++．
まぁ，大筋同意．